登別地獄谷目次
別地獄谷について
私がこの度紹介するのは、北海道登別市にある登別地獄谷です。
登別地獄谷と漢字だけ見ると怖い印象ではないでしょうか?
私も初めて見たときに「地獄谷」ともなっていたのでまさに鬼でも出てきそうなイメージでした。
登別地獄谷とは日和山の噴火活動によってできた直径約450m、面積約11haの爆裂火口跡になります。
谷に沿って数多くの湧出口や噴気孔があり、泡を立てて煮えたぎる風景が「鬼の棲む地獄」と考え地獄谷と言う名前の由来となりました。
簡単に言うと谷にはいくつもの湧出口や噴気孔があり、ぶくぶくと煮えたぎって視界を遮るほどの湯煙が立ち上がる様子が、まるで鬼が棲む地獄のような風景であることが名前の由来になっているんですね。
私の鬼でも出て来そう!と言うイメージが少しだけ正解でした。
そんな登別地獄谷ですが、ここから多種類の温泉が1日1万tも沸出し、周辺にある温泉街のホテルや旅館に給油されているのです。
ここから出たお湯にすぐにつかることができます。
この湯は爆裂火口跡が生んだ「のぼりべつの湯」と呼ばれています。
この爆裂火口跡は今から約1万年前に笠山という活火山が噴火した跡となっています。
昔から今もなお、高温の噴気・熱水活動が続き登別温泉の源泉になっています。
「特定保護地区」にも指定されています。登別地獄谷の周辺には私たちが簡単に歩くことができる遊歩道が整備されています。
のんびりと歩きながら近くで地獄谷を見ることができます。
注意点ですが、冬季は雪の影響で通行止めなっております。
夜間は「鬼火の路」としてライトアップされていて、とても綺麗な現像的な雰囲気となっております。
5月から10月の期間は「登別市観光ボランティアガイド会」が観光客向けに周辺を案内する活動を行っています。
初めて行かれる方はこちらを利用するとより詳しく、より近くで見れると思います。(コロナの影響もあり、ガイドを行っていない場合もあるので行く前にご確認をお願い致します。)
ここで先ほど約1万年前の噴火と説明しましたが、もっと詳しくご説明したいと思います。
今から約15000年前に「倶多楽」西麓で始まった火山活動により日和山に溶岩ドームが形成されました。
そして約8000年前から水蒸気噴火を繰り返したことにより大沼湯や地獄谷が形成されました。
今から1万年前や8000年も前というとどんな時代だったのか私には検討がつきません。
1番最近の噴火では200年前の活動と推定されています。
200年前と言えば江戸時代でしょうか?こちらでしたら私にも検討がつきます。
そんな大昔から存在してる登別地獄谷ですが、数々の選定を受けています。
ここで紹介したいと思います。
- かおり風景100選「登別地獄谷の湯けむり」(2001年)
- 北海道遺産「登別温泉地獄谷」(2004年)
- 日本紅葉の名所100選「地獄谷」(2010年)
- 日本美しの森 お勧め国有林「登別温泉風景林」(2017年)となっております。
私はどれも最近の選定で少しびっくりしました。
こんなにも昔からあり歴史がある地獄谷をもっと昔から選定してほしかったと言うのが率直な感想でした。
かおり風景と言えば硫黄の香りですよね。
この雄大な景色を見ながら硫黄の香りを感じ遊歩道を歩けるなんて素敵だと思います。
そして紅葉100選にも選ばれていました。
私は紅葉の季節に行きましたが、とても雄大でほんとにきれいでした。
岩の白さ、煙や蒸気のもくもくとした白さに真っ赤な紅葉の景色がとても綺麗に映るのです。
歩きながら綺麗すぎる景色に心を奪われました。
北海道遺産にも登録されているということですが、地獄谷は世界的にもとても珍しいようです。
私は是非。世界遺産に登録されてほしいなと思っております。
登別地獄谷では毎分3000リットルもの温水を湧き出しています。
壮大すぎてどのくらいの量なんだろう?と思ってしまいます。
地獄谷に一歩足を踏み入れると硫黄の香りが私たちを包み奥まで歩いて行くと湯煙で辺りが見えないほどになります。
1週約10分で回れる遊歩道があり、地獄谷展望台に登ると、火山ガスや熱湯を噴出する様子を見ることができ、まさしく地獄谷をめぐる気分になれます。
地獄谷の周りには自然がたくさんあります。先ほど、紅葉100選に選定されてることを紹介しましたが、春は木々の自然と湯煙、秋は紅葉、冬は雪景色と4季に添い季節によって違う姿を見ることができます。
地獄谷は登山はすることができませんが、私もですがトレッキングの服装をしている人がたくさんいます。
寒さもあり、遊歩道を歩いたり展望台に行ったりするのでパンツ姿でスニーカーと言う動きやすい服装がいいと思います。
登山できる山ではありませんが、登別地獄谷は偉大過ぎて雄大な景色に誰もが感銘を受けると思います。
パソコンやスマホで検索してほしいのですが、江戸時代の登別地獄谷の写真が残っています。
前には着物姿の方がいて、こんなにも昔から姿を変えずに残り続ける景色に私は少し涙しました。
是非みなさんにも見て頂きたいです。
地獄谷の温泉の湯は、日露戦争で負傷した兵たちの癒しの湯にもなっていたそうです。
こちらの写真も見ることができるの是非、検索してみてくださいね。
登別地獄谷の見どころ
昔から歴史のあるの登別地獄谷ですが、今から見どころについてお伝えしたいと思います。
先ほども地獄谷についての歴史の中で少しずつ紹介もしましたが、もっともっと詳しくお伝えします。
まず、登山が好きな方、自然が好きな方、温泉が好きな方にはほんとにお勧めです。私は全てに当てはまりました。
私は日本各地いろいろな山に登りました。標高3000メートル超えなどの山にもたくさん挑戦してきました。
地獄谷は登ることはできませんが、なんと言っても今までに見たことのない景色に感動しました。
北海道ならではなの、雄大な土地にそびえたつこちらの地獄谷。
日本なのかな?とも思ってしまうほどでした。
そして大自然であることは間違いありません。
自然の中にあり当時悩んでいたこともすべて忘れてしまいました。
そして、温泉が大好きな方。ここで噴出されている湯の中に自分が入ることができるんです。
旅館の戻り温泉に入っていると、この湯は先ほど見たものなんだ!といつもの温泉も違った見方により、より一層気持ちよくなりました。
あとなんと言っても周りの遊歩道です。
すごく近くで見ること体験することができます。
硫黄の香りを感じながら、もくもくとした湯気に中に入っていく感じです。
今にも火山活動が起きそうな雰囲気です。
少し怖いかな?と言うレベルだったと思います。
こんなにも近くで感じることができる場面はないと思います。
日本各地探してもありませんでした。
北海道に初めて行く人はここに訪れることは少ないかもしれません。
新千歳空港からも距離はありますし、やはり1回目となれば、札幌・小樽・函館など有名な観光地を回るだけで終わってしまいます。
ですが、もし私の記事を読み少しでも興味があるとすれば、ぜひプランの中に入れてほしいです。
普段では触れ合うことのできない景色を感じることができます。
もちろん写真スポットもたくさんございますので、カメラは忘れずにお持ちくださいね!
友人や家族に自慢できる写真になると思います。
天候にもよりますが、お勧めの時期は春か秋です。
北の大地北海道の冬はほんとに寒いです。
冬では交通規制にもなり、夏は熱中症の危険もあるの春か秋に訪れぜひ、自然とともに見て頂きたいです。
私は秋にしか行ったことがないので次は春に行き、緑の自然とともに地獄谷の景色を見たいです。
ほんとは冬景色を体験したいのですが、山の怖さを知っているのでそちらは写真で我慢かなと思っております。
こんなにも素敵な地獄谷を1人でも多くの人に体験し訪れてもらいたいです。
登別地獄谷の付近の観光
登別地獄谷を見終わったあとの付近の観光のおすすめ情報をお伝えしたいとおもいます。
付近には温泉はもちろん数々の観光スポットがございますので是非訪れてみてはいかがでしょうか?
付近にはホテルも旅館もたくさんございます!
私が1番おすすめでどの方も寄って帰るのでは?と思う観光スポットは「地獄谷展望台」です。
展望台の駐車料金は無料となっております。
この展望台の注意点ですが、夏の暑い日は熱中症にお気をつけください。
地面から噴き出す蒸気や熱泉がとても迫力があり熱くもあります。
硫黄のにおいが強い場合もあるのでそちらにも注意です。
そして冬の場合ですが、天気や天候により通行禁止の場所も出てきます。
冬の北海道ならではの感じですよね。
動物が好きな方には「のぼりべつ くま牧場」があります。
たくさんのクマさんたちがお出迎えしてくれます。
地獄谷を見たあとに展望台をのんびりお散歩し、くまさんに会い温泉に入り旅館やホテルに泊まるというのんびりとした観光のコースはいかがでしょうか?
登別温泉のバスターミナルで降り、メインストリートの「極楽通り商店街」では昔ながらの街並みになっておりお土産を購入することができます。
今はやりのインスタに投稿できるような写真スポットもたくさんございます。
アクセス
ここまで紹介した見どころたくさんの登別地獄谷ですが、気になるアクセス方法をここでお伝えしたいと思います。
住所は、〒059-0551 北海道登別市登別温泉町無番地となっております。
北海道はとても広いのでアクセス方法がとても気になると思います。
飛行機なのか電車なのか車なのか。
私も初めて北海道に行った際には広さにびっくりしました。
では、1番簡単なアクセス方法をお伝えします。
地獄谷へは、JR室蘭本線登別駅から道南バスの登別温泉行に乗ります。
登別駅までは新千歳空港からバスで1時間ほどで到着します。
おおまかに登別駅からバスで目的地までは15分程度かかります。
その後はバス停「登別温泉」で下車してくださいね。
そこから登別温泉街をどんどんと通り、硫黄の香りを感じながら歩いて行くと緩やかな坂が見え始めます。
その坂を上っていくと、真っ白な湯気が立ち上がる地獄谷が見えてきます。
有料駐車場もございますが、私は交通機関のバスを使うことをお勧めします。
駐車場ですが、有料となっており乗用車は500円かかります。
大型バスは2000円となっております。
迷うことはないと思いますが、私は車で行ったことはありません。
初めて行く方ならなおさらバスに揺られながら景色を見つつ、目的地に向かうことがいいとおもいます。